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「コンピュータ&パズル」訪問者の自由メッセージコーナー

お気づきの点や感想要望などなんでもOK!


ナンプレの最小記録はN=17 投稿者:高橋謙一郎  投稿日:11月10日(水)12時41分13秒

deepgreenさんと究極のナンプレ問題に関心のある方へこの場で報告だけしておきます。
これは、ゆたかさんがPUZPUZ-MLにナンプレのNの最小記録を問い合わせた結果です。

「ギリギリ新記録作品」コーナーと言うのは正しくは「記録の小部屋」という名称だったこと。
ナンプレ(9×9)のNの最小記録達成は17であったこと(1件)。それは1997年5月号(No.185)
あるいは1997年7月号(No.187)に掲載されていたこと。(N=18の投稿は複数あったこと)

残念なことに掲載された内容の転記は著作権の問題が心配で一切教えて頂けませんでした。
パズラーという雑誌はしっかりした雑誌なので掲載内容に確認ミスがあったとは考えられない。
人間様の作り出した究極のナンプレ問題の最小記録はN=17で間違いないでしょう。

ちなみに、ナンプレ(16×16)の最小記録はN=78だったそうです。


re:ハッシュ 投稿者:deepgreen  投稿日:11月10日(水)00時25分05秒

違っていたらごめんなさい。(タイトルだけで判断していますので)
Andreasさんという方の博士論文(SokobanのSolver論文)の参考文献に以下の様な論文がありました。
もしかしたら、参考になるかも知れないとインターネットで探しましたが、見つけること
はできませんでした。多分、大学の図書館ならあると思いますが、どうでしょうか
(S107kenさんは学生さんのようなので)

Author:Richard E.Korf and Larry A.Taylor
Title :"Finding optimal solution to the twenty-four puzzle"
        AAAI'96 pp1202-1207


参考書 投稿者:ゆたか  投稿日:11月04日(木)01時43分23秒

私はパズル関係では、
1.C言語によるはじめてのアルゴリズム入門
2.C言語による最新アルゴリズム事典
をよく見ます。

いまではなかなか手に入らないですが、
3.ナノピコ教室
はよいですよ。かなり古いので言語がPascal、BASIC、PL/I(?)と様々あるの
ですが、題材としては最高ではないでしょうか。
新宿の紀伊国屋ではありました。

雑誌だと、Cマガジン、bitあたりかな。


Re:ハッシュ 投稿者:s107ken  投稿日:11月01日(月)13時02分26秒

やはり無理ですか。まあ5パズルのCとJavaのソースをながめて、
15パズルには無理かなとは思っていたところです。

僕は「C言語によるはじめてのアルゴリズム入門」(河西朝雄/技術評論社)です。これに
ハッシュ法ものっていました。

それでは地獄の線形が待っているのでここらへんで。


Re:ハッシュ 投稿者:高橋謙一郎  投稿日:10月31日(日)23時31分40秒

こんにちは。

う〜ん。ハッシュ法で15パズルを解くのは無理のようです。探索量が多すぎるんですね。
根性で反復深化を使う方法もありますが、JavaScriptなら最短解でないものを人間的な
技法で解くロジックを考えるしか無いと思います。

ところで、当ページのアルゴリズム講座には特に参考文献はありません。この手の書物は
皆無に等しいと言っていい程です。私はCマガジンの電脳クラブで投稿プログラムを解析
したりプログラムの解説文を読んで我流で覚えてきました。尚、本棚には「Cプログラマ
のためのアルゴリズムとデータ構造」(近藤嘉雪/SOFTBANK)だけあります。いい本です。


ハッシュ 投稿者:s107ken  投稿日:10月29日(金)17時45分20秒

はじめまして。
僕はJavaScriptでゲームを作っているところです。
ネタを求めてYahooをサーフィンしていたら、ここにたどりつきました。
このページを参考にしつつ15パズルのコンピュータ版を作りたいと思います。

いまはすでに作った15パズルで遊んでいるところです。
なんか自分で作ったゲームにはまるというのもおもしろいですね。
それではさようなら。

P.S.参考文献みたいなのはないんでしょうか?


すご〜〜い。レベル高い…。 投稿者:かにっこ。  投稿日:10月28日(木)02時52分15秒

初めて来ました。パズルは雑誌のものしかやったことがないのでこんなHPもあるんだ〜〜
って感動しました。タダでできるし、いいですね!!
ところで(本題^^;;)雑誌「イラストロジック」で10,11,12月号連続企画もので
「ロジックBINGO」というのがあるのですが、それで10,11月号に発表された
各10個の数字を教えて頂きたいのですが…どなたか、知ってらっしゃる方いますか…?
ちょっとしばらくぼけっとしてたら忘れてしまってたのです…。
当たっていないとは思うのですが、やはり気になるのです;;教えて下さい〜。


リンク感謝 投稿者:ゆたか  投稿日:10月16日(土)18時35分52秒

高橋さんへ>
リンク張っていただいたのですね。どうもありがとうございます(^.^)
Cマガ電脳クラブを扱ったページは、私の知るところでは1つしか
知らないですね〜(うちのページのリンクからたどれます)。

http://cgi3.tky.3web.ne.jp/~yutakakn/


ナンプレ自動作成 投稿者:ゆたか  投稿日:10月12日(火)22時28分51秒

こんばんは。

私もナンプレ自動解答 & 作成プログラムに興味があって、挑戦して
みましたが、自動解答プログラムは作れても、問題自動作成は非常に難しい
ですね。挫折しました(T_T)
でも、もう1週間ぐらいは挑戦してみようと思います。

http://cgi3.tky.3web.ne.jp/~yutakakn/


Re:N=17、解ける??  投稿者:deepgreen  投稿日:09月23日(木)00時41分50秒

N=17の問題、惜しかったですね。
実は、私もナンプレファンを最近買ったのですが、気がつきませんでした。
N=15が簡単に見つかるということは、対角線の条件は結構な制約ですね。

(ナンプレ作図問題)
 一般的な作図問題は、組合わせを絞り切れず、袋小路の状態です。

そこで、遊びとして、デザインを与えて、それに合ったナンプレ問題を乱数
を使って作成/チェックするプログラムをつくりました。N=24あたりは
結構つくれますが、N=21はなかなかうまくいきません。(以下はその例)
上記の雑誌に出てくる問題は、N>=24が多いので実用上は使えるのでは
ないかと思います(技術的には何の意味もないが)

(1) はじめての作品  N=23,Rank:**
   
    +6   *   *     *   *   *     *   *  +1
     *   *  +1    +2   *  +3    +4   *   *
     *  +5   *     *  +8   *     *  +7   *

     *  +7   *     *  +4   *     *  +5   *
     *  +9   *     *   *   *     *  +2   *
     *  +3   *     *   *   *     *  +1   *

     *   *  +2     *   *   *    +8   *   *
     *   *   *    +5   *  +4     *   *   *
    +3   *   *     *  +6   *     *   *  +9

(2) 難しい問題(のつもり) N=21,  Rank:*******

    +6   *   *     *   *   *     *   *  +5
     *   *   *     *  +8   *     *   *   *
     *   *  +1    +2   *  +3    +4   *   *

     *   *  +5     *   *   *    +1   *   *
     *  +1   *     *  +3   *     *  +7   *
     *   *  +2     *   *   *    +3   *   *

     *   *  +7    +1   *  +5    +8   *   *
     *   *   *     *  +7   *     *   *   *
    +9   *   *     *   *   *     *   *  +2


(部分解)
 
   図1                     図2                    図3
    □□□ □□□ □□□     ・・・ □・・ ・・□    ・・・ □・・ ・・□ 
    □・・ ・・・ ・・□     ・・・ □・・ ・・□    ・・・ □・・ ・・□
    □・・ ・・・ ・・□     ・・・ □・・ ・・□    ・・・ □・・ ・・□ 
    □・・ ・・・ ・・□     □□□ □□□ □□□    □□□ XXX XXX
    □・・ ・・・ ・・□     ・・・ □・・ ・・□    ・・・ XXX XXX
    □・・ ・・・ ・・□     ・・・ □・・ ・・□    ・・・ XXX XXX
    □・・ ・・・ ・・□     ・・・ □・・ ・・□    ・・・ XXX XXX
    □・・ ・・・ ・・□     ・・・ □・・ ・・□    ・・・ XXX XXX
    □□□ □□□ □□□     □□□ □□□ □□□    □□□ XXX XXX

  図1は以前に解を求めるのが難しい例としてあげたもの。図2は図1のブロック
 を入れ換えただけなので等価な問題。(見やすくするため)図3は図2の右下の4
 ブロックをdon't care(既にXには1ー9の数字が確定している)にしたもの。  

 もし、「図3であらゆるXについて、解が存在しない」ことを言えたとすると、
 その中には、当然図2も含まれているはずであるから、図2も解が存在しないと
 いえる。つまり、図1も解が存在しない=図1は作図不能となる。

 実は、図3の解が存在しないことはプログラムで調査済であるが、「解が存在しない
 という結論を下すためには、アルゴリズムの正しさ、それを実装したプログラムの正
 しさを十分吟味して慎重に判断しなければならないと考えている。もう少し時間が
 必要です。今回は、そういうアプローチもあるという紹介です。


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